2010/09/16

iPad 購入後の1週間

私は、毎日が、本来の目的ではないことをしてしまうことの連続です。
この1週間は、毎日、ほとんど外に出ずに、手に入れたばかりのiPadをいじっていました。
iPadは、いじっているうちに、iPadのアプリケーションを開発してみたいと思うくらい、魅力的なものに感じられました。
開発のためには、MacPCを購入して環境を整えることから始めなければならないことも調べ、あわやその気になろうとさえしました....

iPadで何がしたかったのかと言えば、自分の時間を有効利用することだったのに、手段が目的と入れ替わろうとしています。

そこで、改めて、本来の目的を思い起こし、「自分の時間のコントロール/マネジメント」という観点を忘れないようにと、戒めています。
ツールをおもちゃとしたらいけない!!! この環境とこの歳で...と。

電話のメール環境しかないN君がiPadを使えるかどうかを見極めることも、一つの目的でした。
set upされたiPadを使うことは、難しくはありませんが、左手が不自由だと、物理的な困難がたくさんありそうです。
また、iPadは親機としてのPCがあることが前提なので、この前提をブレークスルーする必要もあります。

凛の会事件の被告と検察

「私は泣かない、屈さない」村木厚子(文芸春秋 10月号 p.94-115)を読みました。自分を苦しめたことを書いているにもかかわらず、読んだ後もさわやかさが残るのは、この人の持っているものの表れなのでしょう。
事実の追及が中途半端な若い検察官を、批判は抜きにして、大きな目で見ている様子にも、好感がもてました。
途中、保釈金の仕組みをネットで調べたりりして、少し利口にもなりました。

はじめに仮説を立て、取り調べでその検証をするという調書の作成方法は、石の中から女神を掘り出す彫刻家の技量が求められるのに、検察官が束になって、捻じ曲げた像しか掘り出せないのは嘆かわしいことです。本来の目的が「凛の会」事件の構図を明らかにすることではなく、誰かを陥れようとする意図であるとすればなおさらです。
仕事では、上から降りてきたものを理屈抜きにこなさなければならないことがありますが、物や金を扱う商売と違って、人の生活や時間、命を扱う仕事は、倫理観が大切ですね。
そういう意味で、いま読書半ばで止まっている『これからの「正義」の話をしよう』を最後まで読む優先順位が上がりました。

2010/09/13

村木女史

M君のメール:



冤罪に巻き込まれた村木厚子(労働省の局長)には、いささかの感動を覚えています。検察批判をするでもなくタンタンと心境を語るのを見ると、この人の人格・資質の強靭性は如何にして作られたのか、などと考え込んでいます。凡百の官僚批判を吹き飛ばした感もあるね。


私:
「これ以上私の時間を奪わないでほしい」という言葉が印象的でした。
いわゆる高級官僚というイメージとは異なっていて、高知大学出の、田舎の出身の、という形容詞がついて、支援者も多いようです。
この件が初めて報道されたころ、仏頂面の(ような)写真を見て、「さもありなん」などと思ってしまった失礼を穴埋めするために、 文芸春秋の独占手記を読んでみようと思っていたところです
インターネットで調べてみると、佐藤優氏のコメントがあって、『国策捜査』なる用語を知りました。
「村木氏の弁護を担当した弘中惇一郎弁護士は、鈴木宗男氏の弁護人でもある」ということも知って、検察に対する不快感の輪郭がより濃くなりました。