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2010/09/16

iPad 購入後の1週間

私は、毎日が、本来の目的ではないことをしてしまうことの連続です。
この1週間は、毎日、ほとんど外に出ずに、手に入れたばかりのiPadをいじっていました。
iPadは、いじっているうちに、iPadのアプリケーションを開発してみたいと思うくらい、魅力的なものに感じられました。
開発のためには、MacPCを購入して環境を整えることから始めなければならないことも調べ、あわやその気になろうとさえしました....

iPadで何がしたかったのかと言えば、自分の時間を有効利用することだったのに、手段が目的と入れ替わろうとしています。

そこで、改めて、本来の目的を思い起こし、「自分の時間のコントロール/マネジメント」という観点を忘れないようにと、戒めています。
ツールをおもちゃとしたらいけない!!! この環境とこの歳で...と。

電話のメール環境しかないN君がiPadを使えるかどうかを見極めることも、一つの目的でした。
set upされたiPadを使うことは、難しくはありませんが、左手が不自由だと、物理的な困難がたくさんありそうです。
また、iPadは親機としてのPCがあることが前提なので、この前提をブレークスルーする必要もあります。

2010/08/19

決断の反対: Inertia

勝間和代訳の本「「史上最強の人生戦略マニュアル」(フィリップ・マグロー著)の第1章に、"間違った4つの行動パターン"というがあります。


第1章は「問題がひとりでに解決することは、絶対にない」というもので、以下の目次を眺めれば、何が書いてあるかの大筋が推測できるでしょう。

    • 誰もあなたに代わって闘ってはくれない
    • 今の方法でうまくいかないなら、せめて他のやり方を検討しよう
    • たいていの人が、自分自身をだましている
    • 間違った4つの行動パターン
    • 今すぐ、事態を変える
    • 意思ではなく、結果に焦点をあわせる
    • 正しいかどうかではなく、うまくいっているかどうか


第1章 「間違った4つの行動パターン」は、起こすべきアクションをとらない、自分をだます態度について書いています。

たいていの人は、自分に難しい質問をぶつけず、自分の本当の性格や態度を勅使せず、成功するための努力を無にする肝心な問題に取り組まないことによって、自分をダマしている。

そのような間違った行動の4つのパターンは次の4種類:
    1. 否認
      放っておけばますます複雑になるだけなのに、現実を受け入れず、事実に対処する代わりに、「こんなことが起こるはずがない」と、理由をつけ、否定に執着する。
    2. 仮定に追従
      都合のいい仮定の状況を想定し、それが現実であるように決めてつけて、本当かどうか、あるいは正確かどうかを調べない
    3. 無気力
      恐怖や否認によって生じた麻痺状態
      受け入れるのが苦痛に思えることを否定してそのままにしている
    4. 偽りの仮面をかぶる
      困難に耐え抜いててみせると言い張って、得られる助けをもはねつける

この4つのパターンは、原文では次のようになっています。

    1. denial
    2. making initail assumptions
    3. inertia
    4. deceptive masking

ここで話題にしたかった"Inertia"が出てきます。

"inertia"を辞書で引くと、頻度の高い意味として、"不活発、怠惰、無気力.."という意味が出てきますが、私の知っていた意味はその次に出てくる"慣性、惰性、慣性力.."だったので、原文で読んだ時にとても納得してしまいました。

何かをやるにあたり、今やっていることを即座にやめてすぐに新しい行動に移らなければならないときに、それができない現象、その症候群に、"慣性"の意味を持つ用語を当てるとは、なんとぴったりした表現でしょう。「これだ!」と感動してしまったのです。
それは、単なる心理学的な分析の結果ではなく、脳科学的に人間共通の特性を示しているのではないかとさえ思いました。

思えば、小学校の時から、そうでした。

    • つまらないテレビ番組をだらだら見てしまう
    • 夏休みの宿題に着手できない
    • 試験勉強
    • 受験勉強
    • 主題(重要なこと)はそれでないことがわかっているのに副題(重要でないこと)から手をつける
    • 去った人は戻らないことがわかっているのに、あれやこれやと(思い、......)続ける
    • 忘れるためには、かけた時間だけ必要などと、切り替えられない
    • 本当に、本気になってやれば、もう少し上達したであろう、英語の勉強
    • 完全禁煙までの不完全禁煙10年
    • 午前中には、あれをやりたいこれをやりたい、と思ってすぐにでもできそうに思うのに、午後2時頃になると、そのうちの一つさえ怪しくなってくる
    • 応募しても採用されないことがわかっているのに、そのうちに応募しないことを自分で決めてしまっていることがわかってきたのに、それでも応募書類を書いている......=>「応募取りやめの決断」(中身はカラ、請うご期待)
    • 部屋の片づけ
    • 本当に、本気になってやれば、もう少し上達するであろう、英語の勉強
    • ディジタル・テレビへの買い替え
    • 補聴器購入
    • 返事を書かなきゃと思っているメールへの返事
    • PCのpasswordの更新
    • ダイエット
    • 運動
    • このページを書くまでの、2か月

どうも、"いま何かを続けているから、次の行動に移りにくい"というinertiaのイメージを拡大解釈しているようです。
"何かを続けている"の中に、"何もしないことを続ける"ことも含めてしまっています。
そして、"必要なことをすぐに始められない"というあらゆる現象をlリストアップしたくなりました。

しかし、書けないことが、忘れたのか、すぐに思い出せないのかがわからなくなってしまっているので、この件、ここらで中断です。

2009/08/22

家族のいい訳

お友達から、次のメッセージをもらった(8/10)のをきっかけに、『家族の言い訳』を読むこととなった。


『家族の言い訳』 森 浩美 著
森さんは、SMAPの♪青いイナズマ♪などの作詞家さんだそうです
あとがきに「薄情で軽薄な世の中になったとはいえ、家族との絆は深く重く、そして厄介で面倒な代物である。希望やあきらめ、下ろすに下ろせない荷物を背負うがごとく、誰しもが日々のなかで共生している。
淡々とした悲しみや切なさ、ささやかな幸せの確認。・・・そんな場面を切り取ってみたかった。」とあります。

 

本日、「家族の言い訳」を手に入れ、はじめの2編を読み終えたところで、この作者のことが知りたくなり、調べてみて、男性であることに意外性を感じました。女性と思ってしまったのは、名前と、第1話に関し解説でNHKのアナウンサーたる人が熱のある子供の描写のリアリティーに感心していたのが大きな理由ですが、男性だと分かれば、納得の折り目を多くつけた第2話のストーリーにより共感したのもさもありなんです。女性の言葉だと思ったからこそ、惹きつけられた面が多々あるので、そこに自分を知る鏡の要素があります。

「得たものがたとえわずかであったり、たとえ、あきらめであったりしても、無駄なものはひとつもない」は至言ですね。

昨日読んだ芥川賞受賞作『終の住処 』の作者も、受賞者インタビューの中で似たようなことを言ってっていました。

-なぜ時間や過去に文学のテーマが定まっていったのでしょう。
磯崎:ある人がこの世を去った時、何が残ると思いますか。...その人が生きた具体的な時間しか残らないような気がしてならないんです。...その人が生きた時間は、決してほかのものに置き換えることができない。...過去こそ消しがたい。それが..「過去に守られている」という感覚です。

 

若いころ、楽しい過去と明るい将来の狭間の中でいつも現在を嘆いている自分に気づき、「大事なのは過去でも未来でもない、今である」と自分に言い聞かせたことがあります。まだ世の中が見えなかったころ、今となってはたわいもないことすべてに悩んでいたものです。以来、"谷間"にいると感じたときは、これを"頂上"と見なければいけないとし、それが一期一会ということなのだと解釈して、そのようにしてきたつもりなのですが、それでも、巻頭言の言葉に、必要でないところで言い訳をし、必要なところで言い訳をしてこなかったのだな、と考えさせられました。

2009/07/24

4本足-2本足-3本足-4本足 なあに

脳は、

60歳台は高校時代の回路に戻り、
70歳代は中学校、
80 歳代は小学校、
90 歳以降は幼稚園、保育所時代の能力・思考レベルに回帰する、
という仮説を立ててみました。
母の思考の構造、感覚領域が、毎日接している小学校の低学年と同じような感じであると思ったことから、子供の成長と老化の進行を対比して、自分がこの先どうなるのだろうと、先を思いめぐらしてみたのです。

20歳まで大人になる勉強・訓練をし、
30代に大人としてさらに成長し、
40代がピーク。
50代、60代は次の世代へ世代交代。
還暦前後で現役リタイア、第2の人生をはじめたり、旧交を温めたりしながら、さらにその先を眺め、模索あるいは突っ走る...

母も、80歳ごろにはメールも発信できたのに、85歳の昨年からはテレビのリモコンもうまく使えなくなり、86歳になった今は時間や空間・距離の感覚が受動的になり、自分で確かめられる身近な範囲、生活圏でしか、自分の世界を思いがめぐらすことができなくなっている....

小学校3年生、あるいは2年、1年の子供たちは、保護者・先生の保護のもと、与えられた環境をそのまま受け入れて、毎日学校に来て生活することの基本を学び、毎日の生活にそれなりに満足しているように見えます。
生きていること、存在していることそのものが、幸せに見えます。 自分が年をとって、今日の日付が分からなくても、生きていることに感謝できるような自分になれればと思います。

2008/03/16

時間の相対性

目を閉じて、1分間経ったと思うときに手を挙げてもらうテストを、75才の人に行った結果、1分より早く、たとえば45秒で手を挙げる人たちと、1分すぎて、たとえば75秒で手を挙げる人たちといたそうだ。その後をサーベイした結果、この2つのグループのどちらか一方が長生きしたらしいんだが、Aはどちらだと思う?

-75秒
-どうしてそう思う?
-老人は、仕事がなくなって、余裕が増えるから...子供もそうだ
-そうか、余裕があるのが、75秒か

-お父さんは小さいころ、なぜ子供の方が大人よりも時間が経つのが遅いのかを考えたことがあって、それは、時間というのは、大人がすっぽり入る四角い枠のようなもので、その中に入った体の大きい大人には窮屈だが、小さい子供には余裕が感じられる....というようなものだった。
-これは人によって、状況によって、どう捉えるかによって、意見・考えの異なるところだ。楽しいことをしていたら、それがいつまでも続いてほしいと思う。そのとき、その時間が短いと言う。それが、苦しいこと、つらいことであれば、その逆で、時間が長いと言う。

-TOEIC、今までは、時間内に全部をこなすことができなかったが、今日、自分で模擬テストをやって、初めて時間内に全問答えられた。どうしてかというと、先読みをするいう技術の訓練をすることによって、それが可能になったのだ。
  • これまで、時間内に処理できなかったときは、時間がない・足りないといっていた。それは、自分の期待以上に時間がたつのが早かったからで、当然、不満足である。
  • 今日は、時間内に処理できた。時間はないのや足りないのではなく、ある時間にあわせたのだ。自分の期待以上に時間がたつのではなく、いつもと同じように時間がたつので、できるように/時間内に終わらせるようにしたのだそれは、昨日、一昨日と、訓練をし、trainerのいっている/書いていることを、実体験して初めてできたことなのだ
  • 回答が正解か間違いかの答えはわからないが、あてずっぽうではなく、自分の意思で時間内に答えられたことに、意味がある... 結果は...やはり、当然、不満足である
老人も子供も余裕がある。たくさん退屈する。だからそれを、長生きする、あるいは、時間に余裕があるという のか? 45秒の人は、なぜ、長生きする のだろう?

今日の模擬テストは、久しぶりの、時間を管理できた、いい体験であった。そして、それによって、この疑問への自分なりの答えを得た。

会社で、いつも、meetingに遅れる人がいる。その人は、meetingが始まろうと時間になっても、まだ新しいことを始めようとする。それは時間に対して余裕のない生き方である。早く前の仕事を終えて、次の準備ができるほうが良い。先読みをする、本を読むときには、質問を作っておいて、読むほうが、理解が早いというが、本だけではなく、すべてがそうなのだ。

この年になってようやく、そのことがわかったが、これは、まだ高校1年のAにとっては、これができることが、将来の自分に大きなプラスとなることなので理解してほしい、と思ってこの話をしたのだった。