2009/07/24

4本足-2本足-3本足-4本足 なあに

脳は、
60歳台は高校時代の回路に戻り、
70歳代は中学校、
80 歳代は小学校、
90 歳以降は幼稚園、保育所時代の能力・思考レベルに回帰する、

という仮説を立ててみました。
母の思考の構造、感覚領域が、毎日接している小学校の低学年と同じような感じであると思ったことから、子供の成長と老化の進行を対比して、自分がこの先どうなるのだろうと、先を思いめぐらしてみたのです。
20歳まで大人になる勉強・訓練をし、
30代に大人としてさらに成長し、
40代がピーク。
50代、60代は次の世代へ世代交代。
還暦前後で現役リタイア、第2の人生をはじめたり、旧交を温めたりしながら、さらにその先を眺め、模索あるいは突っ走る...

母も、80歳ごろにはメールも発信できたのに、85歳の昨年からはテレビのリモコンもうまく使えなくなり、86歳になった今は時間や空間・距離の感覚が受動的になり、自分で確かめられる身近な範囲、生活圏でしか、自分の世界を思いがめぐらすことができなくなっている....

小学校3年生、あるいは2年、1年の子供たちは、保護者・先生の保護のもと、与えられた環境をそのまま受け入れて、毎日学校に来て生活することの基本を学び、毎日の生活にそれなりに満足しているように見えます。
生きていること、存在していることそのものが、幸せに見えます。 自分が年をとって、今日の日付が分からなくても、生きていることに感謝できるような自分になれればと思います。

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