2010/01/25

一つ一つ解決しよう!

2006年にテニスのコーチが書いているブログです。リラックスのために、こんなサイトもおもしろいでしょう。
(ただし、これを読むことで、プレッシャーやストレスを感じそうだったら、逆効果なので、読まないように。)
一つ一つ解決しよう!
テニス上達のための記事ですが、ほかのいくつかのページも含めて、テニス以外の人生のいろいろな場面に応用できると思いました。

2010/01/14

大雪: 雪の径/集団下校/夕方の除雪

今朝5時30分に目を覚ましてみると、2階の窓の外にどーんと目に入るどか雪。

昨夜のメモ:

夜は更け、深々と雪が降り積もります。遠くの街灯の光が白暗闇の雪霞をオレンジ色に染め、雪は、しんしんと静かに、こんこんと重なりあって、地に積み積もりつつみ積む


明日の出勤前には、50センチぐらい積もった雪を、車が出られるところまで雪かきしなければならない。


除雪対象の雪の量=30mx2.5mとして=75平方m雪除け器(橇状手動)*での1回の雪除け量=50cmx50cm=0.25平方m/1分とすれば、300分=5時間。30秒としても、2.5時間。ということは、6時から始めても、終わるのは8時半で、7時半に出なければならないのだから、5時に始めなければならない…



早く寝なければ。


おやすみ

*雪除け器(橇状手動):通称"ママさんダンプ "ということを後で知りました。


雪かきの身支度をして外に出ると、深いところは70cmぐらいつもっています。 幸い、雪はふわふわで軽く、45cmぐらいの幅の雪かきショベルで、3回雪を取りのぞくと地面に達し、分速50cmで前に進むことができました。 5時40分ごろから始めて、約1時間、ようやく100m先の町道まで、人が通れる幅の道ができました。    


雪の径 スタート: 玄関前 (6:40)   

















雪の径の全貌  動画 ▼


7時半には、お隣の除雪車(変身トラクター)で車1台分の幅の道を家の前まで作っていただき、ようやく出勤できる見通しがつきました。それからさらに約1時間半かけて、庭に軽自動車が方向転換できるスペースを確保。汗が、シャツ2枚を通りこして、セーターにまで達したため、シャワーを浴びて着替えた後、出発。


I 小学校までの7キロの道は、途中、除雪が行き届いている大きな道路を選んで運転。ヘッドライトを点灯しても、道なのか、道路脇の雪の壁なのかも分からないような吹雪のところを2~3カ所通り、道の脇に突っ込んで動けなくなった車もすり抜けて8号線に出ると、上りは車が数珠つなぎ。幸い、下りの私の道は渋滞がありません。 学校につくと今度は、駐車場の除雪がされていないので、1列縦隊駐車。

学校に着いたのは、9:30と遅かったのですが、校長先生は、10時頃到着。校長先生も遅れるということで、いかに大雪かが分かると思います。 学校は、5時間目で打ちきりで、生徒は集団下校。帰り支度をし長靴を履いたままま体育館に集合し、各地区ごとに、上級生が下級生を後ろに従えて連なって下校する様は、50年前の吹雪の中の集団下校をよみがえらせました。

















そして夕方また除雪








2010/01/05

またまた大荒れ

今朝のこと。

台所の戸を開けると、ヒヤッと冷たい空気。風が吹き込んでいることがすぐわかりました。風の元はいったいどこからと目を凝らせば、台所の窓ガラスにぽかりとこぶし大の穴が開いていて、その周りに数本のひび割れが伸び、内側にはガラスのかけらが飛び散り、そこから雨も入ってきて、ステンレスのレンジ台の上には水がたまっています。
長靴を履いて裏にまわってみると、2メートルぐらいの折れた杉の枝が横たわっており、それで納得。
昨晩は、非常に強い風が吹いて、それが犯人というわけです。金沢では、秒速30m以上の風が吹いたというから、台風なみです。。中国、韓国に雪を降らせた嵐の低気圧が日本にもやってきて、さらに今夜も東北地方から北海道を強い風に巻き込むとニュースで報じていました。

昨日の午前中は、大晦日からずっと降り続けた雪が4日ぶりにやんで、ひと時の好天を愛で、次のような写生をして楽しんでいたのですが。

うす曇りの空から柔らかくそそぐひかりが、庭のモミジの枝の上のふっくらとしたもちのような雪の融けて滴るしずくを裏側から照らし、白く透明に光ったあと、たどたどしく年賀状の返事を書くコタツの母の手、頬と額の細かく刻まれた皺を、浮き立たせている。

つばきの赤い花が一二輪ずつ、濃い緑の葉の束の中に埋もれ、一抱えか二抱えぐらいの緑の束の上に積もった雪は、上の方にいくほど重そうにのしかかっている。重みを支える二本の幹は、万歳をしてあくびをするかのように枝を二つ三つずつ伸ばして、内側の力のバランスを保つエネルギーを何でもないように包みこんで、平然と立っている。

はしごを持ち出して応急処置。ブリキの切れ板とガムテープで何とか雨風の浸入を防いだものの、ガムテープは、寒さと雨にぬれた状態では、粘着力がまったくなく、のりをつけた障子紙を貼り付けたばかりのようなもの。幸い、風も雨も弱くなって、一時しのぎがうまくいき、お風呂のリフォームをしてもらった友達に電話して、ガラス屋さんに来てもらう手はずが整い一安心。

午後3時ごろ、修復完了。ただし、縦じまの同じガラスは今は市場にはないとのことで、4枚のサッシのうち割れた1枚のところだけが違う模様に。改めて、これまでのガラスのよさがわかった次第です。
元の縦じまガラスは、縦79cm、横57..5cmの透明のガラスで、縦じまが23本並んでおり、1本の縞は幅2.5cm。各縞の横の断面は外側が円弧の凹面になっていて、縞と縞の境い目の稜線の厚さが4mm、縞の底の谷は3mm。このガラスを通すと、外の景色が縦に幾重にも重なって見え、新しくなった外がまったく見えないガラスと比べれば、目を楽しませる、人の感覚を大切にした、趣のあるデザインだと思います。

2010/01/01

2010 年賀状



あけましておめでとうございます。

昨年五月より、「富山県小学校外国語活動協力員」という仕事をはじめ、四十数年ぶりの実家での生活を満喫しています。

ALTと担任の先生のお手伝いをする英語の授業以外に、算数など他の授業や学校行事にも参加し、四つの小学校で千人ぐらいの子供たちのまなざしに触れ、溢れる元気とエネルギーをおすそ分けしてもらっています。
小学校での英語授業は、早く始めたところでは既に四年の実績があり、ネイティブ・スピーカーの生の英語に触れてきた子供たちの発音は本物で、日本人の英語への評価が変わるなと実感しています。

遠くにあって、懐かしいだけで輪郭がはっきりしなくなってきていた故郷は、子供たち、先生・ALT、幼馴染、老母、黒部川扇状地と後立山連峰の景観、生活の基本としての家事などとの、出会いと刺激が日常化する現実と相成りました。
自然の近くでは、一瞬の美しさを放つ、今、このとき、が大切なのだというこころが養われます。下記のサイト(*)に、その内緒の気持ちをしたためてみました。

本年も、よい年でありますよう、お祈り申し上げます。

平成二十二年 元旦

*このサイトのURL