2009/01/31

ハウツーを適用するときの前提

よくできたハウツーものの本には、なるほどそういうことなのか、と思わずうなづいてしまうところがあるが、実は、本当に必要な、それを適用するための条件や前提について、欠けているものがある。

ものを捨てるには、定期的に、整理するための時間をとり、要るか要らないかを判断し、要らないものを捨てろ、と書いてある。
すばらしい、そのとおりだ。でも、整理するための時間が無い。分類項目が多すぎて、収集がつかない。今要らなくても、過去1年はおろか、4~5年は参照しなかったけれども、そこにあるのは、いると思ったからであり、そのいると思った気持ちをリセットしないで、今まで保ってきたからである。

一年間参照しなかったから捨てられるのは、ほとんど関心の対象が広がらないと確信できていて、その中でそれが既に陳腐化しているか、向こう1年ぐらい経つとほとんど陳腐化すると容易に予測できるもの、である。

散らかって、ばらばらに存在していたメモを、雑記帳というタイトルのノートに、ただ貼り付けるだけでも、整理だ。領収証を、厚手の卓上ダイアリーのその週のページに分厚く重ねては貼るだけでも、大きな進歩だ。

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