2011/04/06

命を命がけで予測しないゲンパツはゲンバツに処すべし

本日、富山から千葉に移動しました。千葉には1週間いる予定です。

道中の景色は、大惨事など何事も感じさせない、春に向かっての 穏やかな景色でした。

富山湾を抜けて新潟県に入ると、電車は海岸線沿いを走ります。
左手に青い海を垣間見ながら、親不知、青海を経て糸魚川へ。
もっとゆっくり海を見たいと思っても、トンネルや、高速道路が視界を遮ります。昔は、もっと海岸線沿いを走り、ゆっくりとしていて、よかった....

糸魚川の手前姫川のあたりでは、海岸線のすぐ近くに、まだつながっていない北陸新幹線の高架線がポツン、ポツンと建っています。
昨日、富山のニュースで、佐渡の西側に2つの大きな断層があり、日本海に地震が起こったらマグニチュード7ぐらいのものが起こるであろうと報じていました。その時の津波に耐えられる設計がしてあるのだろうか、などと思いながら、止まっている工事の流れていく痕跡を眺めました。

予測した最大の規模に対応できるようにしていたけれども、予測を超えたのが今回の津波ということならば、その教訓は、予測する以上の規模を最大として対応すべきなのであろうか。予測以上の予測??

経済しか考えないで、命を命がけで予測しなかったとしたら、ゲンパツは、ゲンパツに処すべし。

糸魚川で特急はくたかにり換え(14:38発)、直江津からほくほく線に入ると、新潟の内陸はまだ雪が残っていて、越後湯沢までずっと雪景色、白く輝やく山の稜線の間の細い平野を縫うように列車が走ります。
越後湯沢で新幹線に乗り換え、東京までは76分。利根川の作った平野では、麦なのか、広いはたけの緑が続いていました。
東京着は、17:20なので、入善(14:00発)からは3時間20分の旅です。
そこから千葉の自宅までが、もう一つの旅で、最寄りの土気駅についたのが、19:00でした。

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