2011/01/24

英検における過去問の効用

昨日、英検1級の試験を受けてきました。

テスト日の2週間前、試験まではほかのことを極力避けて集中しようと決意し、勉強プランを作成。


生活に必要な時間----食事の準備と食事の時間、新聞やテレビのニュースの時間、運動不足解消のための踏み段ステップ運動....掃除はなし----以外のすべての時間を勉強に回そうと計画し、勉強の時間を約90時間としました.

千葉ではなく富山での受験を選択し、めんどくさくて効率の悪い通信講座の仕事を断り、母を施設に預け、おわら節のレッスンもお休みし....おまけに、雪が降り続いて外の仕事をする必要もなく、環境としては、絶好の条件でした。
しかし、結果として、実際に勉強した時間はその半分。それでも、これは私としては大変よい成果です。

試験は、これまでとはあまり変わらない出来ばえながら、"次またがんばろう"という気持ちが湧きました。
これまでと大きく違うところは、時間はかかるであろうが、「合格しよう」という意思が芽生えたことです。

その理由は.....


1月18日のNHKの番組「朝イチ」で、赤本"が高い値段で売れているということ知ったのが転機でした。

何十年も前の大学受験の過去問の問題を提供している本、通称"赤本"に関するそのニュースでは、次のようなことを報じていました。

  • 過去の赤ホンの値段は、とても高い
    例 大阪大学3万円、早稲田大学8万円...
  • なぜ過去問が売れるかというと、実際の試験で、 過去の問題と同じもの、あるいは同じ傾向のものが、よくあるというのです
  • ある高校の教師は、テレビでは顔を出さないようにしていましたが、私費で800冊もの赤ホンを購入/ストックしていて、それを生徒に勉強させて、結果を出しているというのです。その教え子の女子生徒が、同じ問題が出て合格した ことでキャーキャー喜んでいる様子も映し出されていました。
  • 数年前、過去問を活用する宣言した大学として岐阜大学が紹介され、担当の教授が、次のようなことを言っていました
  • 背景は、これまで何十年も新しい問題をつくることに格闘してきたために、よく考えさせるような新しい問題をつくるのが難しくなってきたということ
  • かつて同じ問題であれば出題ミスと言われるようなこともあったが、いまはそのようなこともなくなった
目標とする試験に過去問をやるのは常識かも知れませんが、私はそれを軽く考えていました。

このことは、英検の場合にも当てはまると思い、試しに、昨年受けた問題を広げて、辞書やwebを使いながらじっくりstudyしてみたところ、確かに、同じような単語(実際には日常あまり使われないような単語)があらわれてきます。


たとえばReadingについては、問題は、英語で書いてある内容を読んで、正しい理解をできるかどうかを問うているだけ、と捉えていましたが、調べてみると、問題の内容を構成しているテキストの中に、単語や熟語、言い回しなど、出題者の意図が入っているということがわかりました。同じような内容を報じている記事をwebで見つけましたが、出典と同じであることはなく、出題者は、試験問題として再構成し、英検1級に求められるようなレベルの語彙からなる文に仕立て直している....と理解しました。

ということは、過去問をしっかり勉強し、求められる傾向を確実に捉えて対策を講じ、それを実行することができれば、受からないはずがない、ということです。
(受かる前の断言は、空虚なものですが、こうやって自分を駆り立てています)

これまでは、「あれは難しい」とか「普段使わないような単語を勉強することに意味があるのか」などと言って、有効な勉強をしていないこと、しっかり時間をとっていないことを正当化していました。
また、たとえ勉強をしたとしても、合目的的には、非常に遠回りな勉強をしてきたことにようやく気がついたわけです。

目標を見据えて、勉強する対象・教材を絞り、自分のものにする訓練をひたすら行う、それができなければ受かりません。

これからが、勝負です。
”毎日欠かさず勉強する。最低30分!!”


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