2010/08/19

決断の反対: Inertia

勝間和代訳の本「「史上最強の人生戦略マニュアル」(フィリップ・マグロー著)の第1章に、"間違った4つの行動パターン"というがあります。


第1章は「問題がひとりでに解決することは、絶対にない」というもので、以下の目次を眺めれば、何が書いてあるかの大筋が推測できるでしょう。

    • 誰もあなたに代わって闘ってはくれない
    • 今の方法でうまくいかないなら、せめて他のやり方を検討しよう
    • たいていの人が、自分自身をだましている
    • 間違った4つの行動パターン
    • 今すぐ、事態を変える
    • 意思ではなく、結果に焦点をあわせる
    • 正しいかどうかではなく、うまくいっているかどうか


第1章 「間違った4つの行動パターン」は、起こすべきアクションをとらない、自分をだます態度について書いています。

たいていの人は、自分に難しい質問をぶつけず、自分の本当の性格や態度を勅使せず、成功するための努力を無にする肝心な問題に取り組まないことによって、自分をダマしている。

そのような間違った行動の4つのパターンは次の4種類:
    1. 否認
      放っておけばますます複雑になるだけなのに、現実を受け入れず、事実に対処する代わりに、「こんなことが起こるはずがない」と、理由をつけ、否定に執着する。
    2. 仮定に追従
      都合のいい仮定の状況を想定し、それが現実であるように決めてつけて、本当かどうか、あるいは正確かどうかを調べない
    3. 無気力
      恐怖や否認によって生じた麻痺状態
      受け入れるのが苦痛に思えることを否定してそのままにしている
    4. 偽りの仮面をかぶる
      困難に耐え抜いててみせると言い張って、得られる助けをもはねつける

この4つのパターンは、原文では次のようになっています。

    1. denial
    2. making initail assumptions
    3. inertia
    4. deceptive masking

ここで話題にしたかった"Inertia"が出てきます。

"inertia"を辞書で引くと、頻度の高い意味として、"不活発、怠惰、無気力.."という意味が出てきますが、私の知っていた意味はその次に出てくる"慣性、惰性、慣性力.."だったので、原文で読んだ時にとても納得してしまいました。

何かをやるにあたり、今やっていることを即座にやめてすぐに新しい行動に移らなければならないときに、それができない現象、その症候群に、"慣性"の意味を持つ用語を当てるとは、なんとぴったりした表現でしょう。「これだ!」と感動してしまったのです。
それは、単なる心理学的な分析の結果ではなく、脳科学的に人間共通の特性を示しているのではないかとさえ思いました。

思えば、小学校の時から、そうでした。

    • つまらないテレビ番組をだらだら見てしまう
    • 夏休みの宿題に着手できない
    • 試験勉強
    • 受験勉強
    • 主題(重要なこと)はそれでないことがわかっているのに副題(重要でないこと)から手をつける
    • 去った人は戻らないことがわかっているのに、あれやこれやと(思い、......)続ける
    • 忘れるためには、かけた時間だけ必要などと、切り替えられない
    • 本当に、本気になってやれば、もう少し上達したであろう、英語の勉強
    • 完全禁煙までの不完全禁煙10年
    • 午前中には、あれをやりたいこれをやりたい、と思ってすぐにでもできそうに思うのに、午後2時頃になると、そのうちの一つさえ怪しくなってくる
    • 応募しても採用されないことがわかっているのに、そのうちに応募しないことを自分で決めてしまっていることがわかってきたのに、それでも応募書類を書いている......=>「応募取りやめの決断」(中身はカラ、請うご期待)
    • 部屋の片づけ
    • 本当に、本気になってやれば、もう少し上達するであろう、英語の勉強
    • ディジタル・テレビへの買い替え
    • 補聴器購入
    • 返事を書かなきゃと思っているメールへの返事
    • PCのpasswordの更新
    • ダイエット
    • 運動
    • このページを書くまでの、2か月

どうも、"いま何かを続けているから、次の行動に移りにくい"というinertiaのイメージを拡大解釈しているようです。
"何かを続けている"の中に、"何もしないことを続ける"ことも含めてしまっています。
そして、"必要なことをすぐに始められない"というあらゆる現象をlリストアップしたくなりました。

しかし、書けないことが、忘れたのか、すぐに思い出せないのかがわからなくなってしまっているので、この件、ここらで中断です。

2010/07/24

おわら節のレッスン

今週初め中学校の同窓会に出席し、酔った勢いで、越中おわら節で全国大会で優勝した同級生に弟子入りを志願し、本日1時間半の第一回目レッスンを受けました。


いきなり、壁に貼ってある節回しつき歌詞を見ながら、師匠の三味線と唄に合わせて30分間、同じフレーズを繰り返し。
「歌われよーおおーわしゃー囃す」
「ぅたあーあーあーアーアーのーおうオウオまちィいーだあよーおウオウオ...」。
これは、「唄の町だよ 八尾の町は 唄で糸取る オワラ 桑も摘む」の上の句のさらに半分。
休憩後、次の30分で上の句全体、「八尾の町は」までを繰り返し。上の句全体、約30秒間を一息で歌わなければなりませんが、息は続きません。

直立し、大きく息を吸い込んで、30秒を一息で歌う。それを30分繰り返す。運動不足の私に良い効果をもたらすことは疑いありません。
耳で聴いて、体で覚え、それを最低20回繰り返すこの方法は、英語の練習にも応用できそうです。

週1回、月に2~3回のレッスンですが、とても楽しみになりました。

2010/07/23

梅雨から猛暑の夏になりました。

私は、小学生の時、雑種の日本犬を飼ったことがあります。犬がほしいと作文に書いてまでせがんだのに、手に入れたら飽きてしまったようで、満足な世話もせず家人任せにし、ある日猫いらずを食べて死んでしまいました。
以来、犬は飼っていませんが、千葉の家のお隣におとなしいゴールデンレトリーバーがいたことがあって、いいな、と思って見ていたことがあります。
家内は、犬や猫が苦手で、子供が犬を飼いたいといっても実現せず、熱帯魚やハムスターが代わりとなりました。
いま、飼ってから3-4年たつ数代目のハムスターを娘が世話をしています。40~50センチの水槽の中だけの生活をのぞきこみ、その愛らしさに打たれることもありますが、夜中に一人さびしく回し車を回すのを見て、この子は何を生きがいにしているのだろうと、思ったこともたびたびです。