至福の小学校の勤めも昨年三月で終り、いまは、 黒部川の扇状地と千葉を行き来して、あたま--明るく、楽しく、前向きに--を鍛える修行をしています。
頭だけに依存する
- 家事や片付けが先か自分のやりたいことが先かを決めるために、プロジェクト・マネジメントの手法や「もしドラ」を適用してみたり、
- 「白熱教室」よろしく、家の周りの杉の木(*)を伐る のが正義かどうかを考えたり、
- 時間を節約するために入手したiPadやiPhone、Kindleに 時間を奪われたりする、
過ごし方よりも、
- 七月から始めた「越中おわら節」のレッスンで、声を 張り上げて汗を流したり、
- 炎天下、幼馴染の指導・協力のもと、畝を作り、種を捲 き、水をやり、「間引きが必要なのは、種が互いに競争 して育つかららしい」という説に耳を傾けたり、
- 「今はまだ去年か」などと問う老母との禅問答 等々、
人との触れ合いを伴う活動の方が、あたまを、よりよく 働かせてくれると実感しています。
本年も、よい年でありますよう、お祈り申し上げます。
平成二十三年 元旦
*風に飛ばされた杉の枯れ葉の始末は、 シジフォスの神話のような繰り返し作業。
木を伐ってしまえば、後片付けの仕事は無くなるものの、
この地を冬の嵐からずっと守ってきた杉は、 樹齢百年を超えるものもあり....
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